≪橘大学の先生に聞いた≫総合食品メーカーの栄養士関連の求人需要について

このコンテンツでは下記の方が対象です。
- 食品メーカーに就職を考えている方
対象者の方は続きをお読みください。
食品メーカーは栄養士、管理栄養士の人には人気の職種の1つです。
しかし中々、応募の状況は具体的には見えてこないのが現状です。
栄養士、管理栄養士の職種が応募していないので企業に応募しなかった人は少なくないようです。
ここでは橘大学の牧野先生に実際、企業の応募状況をお聞きしました。
新卒採用を実施するような企業は、ホームページでも採用情報を確認できますし、就職説明会などにもエントリーされています。学生もそのような流れに従い、求職活動を行います。
ただし、総合食品メーカーのような企業の採用情報は、「技術系」「事務系」といったカテゴリーでまとめて実施されており、管理栄養士であれば、「技術系―食品関連」といった枠で考えられることもあるようです。
総合メーカーともなれば、それだけ業務の幅がひろく、多様な職種の人材を募集しているということになります。
その中で「今年度は管理栄養士を何名採用します」といったような、ピンポイントな採用情報を知ることは、募集の形式上、難しい場合が多いようです。
加えて、「管理栄養士」といった個々の職種に向けてのメッセージは、やはりピンポイントすぎて、企業側から学生側に十分伝えられていないのが現状のようです。
一方で、企業の人事担当者の方に直接おはなしを伺うと、栄養士や管理栄養士の方にも、どんどん求人に応募してきてほしいという声が挙がるというのも、現状です。
まとめ
以上のように、企業としては総合的に人材を募集するので、ピンポイントな職種に向けての情報発信ができていないけれども、実際のところは、必要とされているというギャップが生じている部分もあるというのが、牧野先生の見解でした。
全部の企業がそうではないでしょうが、応募する前にあきらめずに食品メーカーにはまず応募するように心がけましょう。