介護施設(特別養護老人ホーム)で働いた栄養士の本音

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PROFILE
  • 丸茂 季和
  • 35歳(勤務した当時は27歳でした)
  • 3年

仕事内容

  • 献立作成(常食・療養食)・発注・検品、検食・残量調査・嗜好調査
  • 食事介助の手伝い
  • 食事内容変更
  • イベントの際の調理作業
  • 流動食の見積もりを定期的に取り寄せる・新製品の試供
  • 各ユニットの食事時の様子確認・食器等確認
  • 月一回又は入所時の身体測定
  • 栄養ケアマネジメント(スクリーニング・アセスメントなど)他
  • 週2回の簡易喫茶の(買い出しなど)準備・実施
  • 他の施設との共同勉強会(月1回)
  • 食品衛生講習会(年1回)

介護施設(特別養護老人ホーム)の栄養士で働いてみて実際辛かったことは何でしょうか?

以前は給食施設に勤めており、転職後の職場が新設の特別養護老人ホームでした。

栄養士は私一人だった為、引継ぎ等は受けたものの、1つ1つ一から始め、軌道に乗るまでに時間も労力も必要だったことです。

チェック!!

新設でしたので一日2~3人が入所され、その都度嗜好や禁忌(薬と一緒に摂ってはいけない食材)、誤嚥の可能性の有無などの確認・身体測定、同時に給食管理業務もあり、特に調理業務は委託会社が入っていましたが、やはり、信頼関係が必要なので、入所者様の食事形態(常食・軟食・刻み食・ミキサー食)と嗜好(牛乳や納豆などがダメな時、別の食品に代替)に対応、「今日の昼食から明日の朝食まで外泊の為不要」などの欠食、看護・介護部門からの注文にも応え、全部で9ユニット90床、その間にお部屋の移動等あり、その都度厨房に伝えて変更する作業が慣れず目まぐるしく大変でした。

ショートステイ、デイサービスが始まった時にはさらに作業が増えたので、ぐちゃぐちゃにならない様に気を張りっぱなしの時は辛かったです。

働く前と働き出してからどんなギャップがありましたか?

新しい分野の栄養士業務でしたので、中身のある栄養士になりたくてすべてを吸収しようと事前に自主的に勉強をしたり、知人の特養で実習をさせて頂く機会を作って事前に準備期間を頂き臨んでいたので、かなりのギャップを感じることはありませんでした。

強いて言えば、病院が経営する介護施設だったので、健康管理、栄養管理、衛生管理などにはとても気を遣っていたし、 専門の知識ももっと得る必要もあったので、勉強不足の部分で想像と違っていました。

そして介護職より看護職の力が強い特色のある職場だということもイメージとは違っていまいた。(この部分はそれぞれの施設で違うと思います。)

指示や指導も頻度多くありました。

ポイント!!

体験・経験していない部分の困難な課題や利用者さんの聞き取り調査用紙など帳票類の書類の書き方など、 慣れず詰まる部分があり、研修期間にどのように事を運ぶかについてのイメージトレーニングはしていたものの実際運営される中で働き出すと、一日が目まぐるしく本当にあっという間だった事 がギャップとしてはあげられます。

良かったことは何でしょうか?

チェック!!

まず、 転職後は基本給・ボーナスが上がり、福利厚生もしっかりしていて、通勤時間も短縮し、休みも自分の希望も聞いてもらえる様になって、残業代も普通に出る様になった事です。

以前は栄養士が6人程同じ部屋で仕事をしていたのでやはりお局的存在もいましたし、女性同士でしたので色々ありました。

次の職場では栄養士は私一人でしたし、自分の身の回りで関係する方々(各部署の職員を始め、ご利用者様やご利用者様のご家族、他の施設と交流のある方など)との関係を出来るだけ良好に保とうとしてきたのが良かったのか、仲間としての絆を感じ、休日でも職場へ行って会話の中で情報交換をしてきたり、プライベートでは交友がありました。

他の施設へ移られたご利用者様を休日に訪問したり、仕事をしながら知識を得られる喜びと、充実感が得られていた事も良い事でした。

ポイント!!

紆余曲折ありましたが、職員の方々と一緒に軌道に乗せることが出来て良かったです。

何より、 根詰まっていた時に、ご利用者様とお話しできて、お互いに気分転換になっていて色々知恵まで頂いて、楽しい時間を過ごさせていただいた事が一番良かったことです。

新卒の人、介護施設(特別養護老人ホーム)に転職を考えている人はどんな事を学んでおくべきですか?

新卒の方でも四大を出られた方と短大・専門学校を出られた方がおられると思いますが、四大では短大・専門学校よりも勉強する年数は多いし、四大では管理栄養士になれるように受験対策までがカリキュラムに組み込まれていると思います。

なので、栄養ケアマネジメントにおいての知識はおそらくざっと基礎を学ぶ短大・専門学校よりはあるのではないかと思います。

ですので、転職を考えてみえる方も含めー

  • 栄養ケアマネジメントの内容でスクリーニングの方法(施設のご利用者の中には直立での身体測定が不可能な方も見えるので、ベッド上での計測の方法を実際に練習する、身体測定してからその数値をもとに肥満度・基礎エネルギー消費量(BEE)などその方の情報を割り出してみるなど)
  • 褥瘡の予防方法
  • 服用する薬と禁忌の食べ物について知っておく(体内でどのような作用があり、結果どのようになるから禁忌の食物を一緒に摂ってはいけないなど、関連が頭にあると食事を目で見ても確認し危機管理にもつながる)
  • アセスメントやケアプランの書き方(書籍の例など参照)
  • 食事療養制度について・療養食種類の確認
  • 食事形態の種類と 実際の写真等で照らし合わせる

ーなど 知識として確認しておくのも良いかもしれません。

私は、ライセンススクールコーポレーションの管理栄養士国家試験対策の特に「臨床栄養」の教科を働き始める時に内容に触れておきたかったです(とても参考になります)。

他、何か実際の話

産休について

私は介護施設で働いて、結婚・出産し、復帰したいと考えており、産前・産後休暇を取りたいという事を施設側に伝えた時の事です。

施設では産休の前例がなく、以前求人情報には「産休休暇“可”」と書かれていたので簡単に取れるとばかり思っていましたが、 希望を伝えると渋い顔をして上司に相談するとのことでした。

それはそうで、施設側は引継ぎの求人も出す必要もありますし、引継ぎの期間もひつようですし、産休の手続きも初めてで、毎日が忙しいところの事でしたので、その気持ちは解りました。

でも、私としてはご利用者様とも仲良くお話ししたいし、食事の面で支えて差し上げたいし、待遇も良いし、復帰したい気持ちは強く、また、この先、(私の前例のせいで)前例があやふやでしっかりしたものでないと今後職に就く方の産休を取りたいと思った時に理不尽な待遇になっても嫌だし、と心の隅にありました。

取れるものはとってみようと思い、進めて頂けるようにお願いしました。

その結果、産休休暇取得する事が出来ました。私は出産予定の一ヶ月前まで働いて引継ぎ完了し、休暇を取りました。

ただ、それまでちゃんと働いて獲得した有給休暇を産休休暇前に消化する事は出来ませんでした。

私も当時、未熟でしたので、施設が許すなら有給休暇を消化してくれること は知りませんでした。

もし、気になる方は管轄の労働基準監督署に問い合わせしてみるのも手段の一つかもしれません。

産休取得の問題は慣れている施設ではないとシビアかもしれません。

上記は個人の感想です。

すぐに選考に進むわけではありませんので、
お気軽にお問合せください。

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