管理栄養士、栄養士の職場で比較的に年齢層が高い人が働いている職場

このコンテンツでは下記の方が対象です。
- 年齢制限が気になる方
対象者の方は続きをお読みください。
管理栄養士、栄養士の企業の年齢制限
年長者など年齢的に不利な人を支援する目的で雇用対策法が改正されてから、企業は年齢制限を設けずに採用するように義務付けられるようになりました。
法律による制限など、特殊な条件が当てはまる場合以外、企業は求人票に年齢条件、制限を出す事ができなくなっています。
また、定年制を設ける場合も、法令では「60歳を下回る定年年齢を定めることはできない」という規定があります。
それから「高年齢者の雇用の安定等に関する法律」は定年延長を義務付けた法案ですが、これは就業継続を希望する者に対し雇用を義務付けるものであり、企業が定年退職制度を廃止するというものではありません。
ただし、年齢制限ではなく「未経験者希望」「新卒優遇」といった表現である程度若年層を希望する職場もあります。
年齢が若いほうが賃金を抑えられることや、健康面の心配が少ないことも考えられます。
しかしながら、年齢層が高くても比較的募集している職場もあります。
その理由についてまとめました。
年齢が高くても採用される可能性がある職場の理由
年齢層が低い栄養士を募集したい企業はー
- 「賃金を抑えたい」
- 「健康面の安心や記憶力の良さ(仕事の覚えの速さ)」
- 「クセがついていない」
- 「素直」
といったことを求めていることが多いですが、年齢が比較的高い栄養士を希望される職場もあります。
管理職クラスでの栄養士の募集をする職場であれば、若い栄養士より年齢が高い栄養士をと考えられることが多いです。
ただし、この場合は経験や経歴がものを言います。
単に年齢を重ねていれば良いということではありません。
また、応募者が少ないことが多く、慢性的人手不足である保育園や給食委託会社などは経験、年齢不問・・・と明記されていることが多いです。
保育園や乳児や小児の食事を提供する施設では、 既婚者で子供がいる場合等、離乳食や幼児食を実際に経験済みであることからむしろ強み になることもあります。
社員食堂や調理業務メインでの栄養士の募集も比較的募集が多いようです。
むしろ、高年齢層、それも既婚者の場合調理は日常的に家事で行っていることから、若い年齢層の栄養士より優遇されることもあります。
このように必ずしも高年齢層の募集が少ない、働ける職場がないということではありません。
年齢を重ねているからこその強みを最大限に生かしていきましょう。