管理栄養士の職務経歴書に書く事は?採用が有利になる書き方

管理栄養士の烏丸さゆりです。

このコンテンツでは下記の方に向けてお届けします。

  • 職務経歴書の書き方に迷っている管理栄養士、栄養士の方

対象の方は続きをお読みください。

管理栄養士、栄養士が転職する際に職務経歴書は必要です。
書き方によっては採用に有利に働く場合もあります。

  • 「採用に有利になる職務経歴書ってどう書けばよいの?」
  • 「どのあたりまで詳しく書く必要があるの?」
  • 「手書きとパソコンどっちが良いの?」

こんな風に感じていませんか?

ここでは

目次

これらを解説します。

管理栄養士、栄養士の職務経歴書の目的を知ろう

管理栄養士、栄養士が就職活動を行ううえで、履歴書を提出することは当然ですが、転職の際は「職務経歴書」を提出する必要があります。

中途採用者の場合、企業側は履歴書よりむしろ職務経歴書のほうを重要視するケースも多いのです。

職務経歴書とは、

  • 自分がこれまでどんな企業で
  • どのような部署に配置され
  • どんな内容の業務を行ってきたか

より細かな実務能力の詳細を記載する書類のことです。

企業側は自社の求めるスキル及びキャリアを有しているかということを、より詳細に判断する為重視します。

書類選考では履歴書以上に職務経歴書に目を通しますし、書類選考通過後の面接でも、職務経歴書の内容を具体的に質問することや確認することもあります。

中途採用者、転職組は新卒栄養士や新規採用者と差をつけられる部分なので、とても重要な書類と心得ましょう。

採用が有利に働く職務経歴書の好印象を与える書き方 

管理栄養士、栄養士にとって職務経歴書が重要な書類であることはお分かりいただけたと思います。

ではどのような書き方をすれば企業側に良い印象を与えるのか書き方のポイントを示します。

【要約】

人気の職場であれば、応募者が多いことから、人事担当者が「読む気がなくなる」職務経歴書であれば書類選考から不利になります。

「読んでみたい」「この人に会って話を聞いてみたい」と思わせる書き方が大切です。

経歴、自己PR、その企業への貢献度といった3つが明確なものが良いです。

【職務経歴】

時系列で記載していきます。

  • どのくらいの期間その企業に在籍し
  • その間どのような取り組みを行い
  • どのような業績を上げてきたか

ということを書きます。

そこから何を学んだかということも記載します。
  • 洗浄
  • 調理
  • 盛り付け
  • 配膳

といった調理現場での業務から、

病院であれば

  • 献立
  • 発注
  • 日計表
  • 食糧構成の給食管理業務
  • 主に行っていた栄養指導
  • 特別栄養管理業務

等。

老人保健施設であれば

  • 栄養ケア
  • マネジメント

食品メーカーであればどのような事業所を担当していたかということ。

研究職であれば研究内容について記載していきます。

例:調理業務からは大量調理の作業工程を学び、衛生管理についても習熟しています・・・といったように、どんな業務からも学び得たことを記載します。

【免許・資格・表彰】

管理栄養士免許や糖尿病療養指導士、病態専門栄養士といった免許や資格は履歴書に記載するので割愛できます。

履歴書と重複するものは外した方がむしろすっきりして良いでしょう。

ただし、その免許や資格を取得するまでに行ったこと、例えば認定資格などは学会での発表や論文や著書等が必要なものもあるはずです。

そういうものでアピールできるものは記載しましょう。

学会発表などは抄録を別添するのも良いでしょう。

論文や著書を提出していることは、どの職域で転職する場合にも大きな実績と評価されます。

特に専門学校や公立の学校の講師として応募する際、研究実績や著書はかなり大きな部分を占めます。

表彰に関しては、学会で得た賞などがあれば必ず記載します。

また、人事考課制度などを導入している職場で優良社員賞などを受賞したことなどがあれば、それも記載しましょう。

永年勤続表彰なども、一か所で長く続けることができる忍耐力を持っている、と受け止められる評価が高い賞です。

栄養士に直接関係ないと思われる資格も、募集企業が求めている人材として活かせる資格であれば記載するのも良いでしょう。

例:保育園栄養士から外資系企業の食堂への転職のケース

英検1級の資格を有することから、保育園では混血の園児などで日本語がうまく話せないことや、伝わりにくい場合は英語を話せることからうまくコミュニケーションを取ることができていた・・・

といったように、英語を話せることから外国人社員への栄養指導も可能である・・・というアピールに繋がりそうな企業への募集であれば記載するとPRポイントとなるでしょう。

【転職理由】

退職した職場の悪口にならないことは必須です。

あくまでも、自身のスキルアップ、キャリアアップの為に・・・ということと、
応募企業が求めている人材に自分こそが適任である・・・

というアピールにつながる書き方をすることです。

自身の職務経歴と、志望動機に整合性があるかということは大切です。

例:病院栄養士から学校栄養士への転職のケース

集団栄養指導を担当していていたことから、人前で話をするスキルは身に付いています(給食委託会社で栄養指導コンテストなどがある企業で入賞していたりすればそれを記載しておきましょう)。

また、指導媒体作りを得意としています。

病院で二次予防として栄養指導業務に携わりながら、学童期の健康教育、栄養教育啓蒙活動の一次予防から関わっていきたいと考えるようになり転職を考えました。

インテリジェンスレベルが異なる患者相手に、どうやったら誰もが分かりやすい話ができるかということを常に考えていました。

言葉だけで伝わりにくい部分を指導媒体で分かりやすく説明できるよう工夫することが得意です・・・

といったような書き方が良いでしょう。

【自己PRの基本とNG】

【転職理由】にて述べたように、今までに学んだことを次の職場でも活かせる、今までがあるからこそより良い内容の業務に繋がるのだというアピールをします。

前職で培ったものが必ず生きてくるということが企業側に伝わるような自己PRが大切です。

また、有する資格を新しい職場でどのような形で活かしていくのかということもうまくアピールします。

ポイント

PRの仕方としてNGなのは、いくら素晴らしい資格でも、新しい職場では全く活用できないようなものを記載しても、企業側にはそれを魅力とは感じられません。

また、単なる自慢話で終わってしまうようなPRでは意味がありません。

例:病院栄養士から保育園栄養士への転職のケース

糖尿病療養指導士の資格を取得した際に、小児サマーキャンプにも参加しました。
一型糖尿病の子供達と関わり、栄養士としてどのような指導を行っていくのか、様々なことを実務経験として学習できました。

保育園で一型糖尿病の子供が入園してきた際も、慌てることなく対応することができます・・・

といった具合に、病院で取得した資格を別の形で活用できるようなアピールをしましょう。

【職務経歴書の疑問】

Q1:
手書きかパソコンどちらが良い?


A1:
どちらでも構いませんが、「見やすく」が基本です。

履歴書と異なり、記載量が多いこともあり、パソコンで入力するケースが大半です。
よほど字に自信がある場合を除いて、パソコン入力が良いでしょう。

フォントサイズ、レイアウトがごちゃごちゃしないようにしましょう。

Q2:
転職経験が数回 全社書く必要がある?


A2:
どれだけ短期間でも全社書きましょう。

そこで学んできたこと、培ってきたものが必ずあるはずです。

アピールしない手はありません。
転職回数が多い場合も、そこで学んだことで新しい職場に活かせることをアピールポイントにしましょう。

Q3:
前職の実績(表彰など)は裏付け取られる?書く意味は?


A3:
虚偽の内容は入職後、何かの形で企業側に知れると信頼をなくすばかりか、場合によっては採用取り消しになる可能性もあります。

裏付けを取られることが例えなくとも、いつ「証拠」「証明」と言われても良いようにしておきましょう。

逆を言うと、きちんと証明できないような曖昧なものは記載しないほうが良いでしょう。

前職の実績から、その企業が求めている実務能力やスキルをその人が持っているのかを判断します。

また、当人の仕事の強みはどんなものなのか?それを確認し、必要部署や業務に従事させる判断材料とされます。

Q4:
郵送は普通郵便で問題ないか?


A4:
速達郵便で出しましょう。

どうしても入職したい、一日でも早く応募したい、採用されたいのだという気持ちの現れを示します。

また、職務経歴書、履歴書など、必要書類はクリアケースに入れて折れないようにして郵送します。

宛名は手書きで綺麗に書きます。中の書類は読みやすいパソコン入力でも、表書きが汚いと心証を悪くします。

Q5:
ネットでダウンロードできる書式で良いのか?


A5:
問題ありませんが、その職種ごとにカスタマイズしましょう。

サイトにあるフォーマットは一般事務職には良くても、専門職には向いていないものもあります。

参考にしながらアレンジすると良いでしょう。

【職務経歴書書き方例】

職務経歴書

平成〇年〇月〇日現在
烏丸さゆり(〇歳)

<応募職種>
管理栄養士

<志望動機>
病態専門栄養士としてスキルアップすべく種々資格を取得して参りましたが、学校栄養士としての一次予防の業務、教育の分野に興味があり、お役に立ちたく思い応募いたしました。

<略歴・職務経歴> 〇○株式会社に入社(平成〇年〇月~平成〇年〇年〇月)

【業務内容】
・厨房にて調理、盛り付け、切込み、配膳、洗浄業務に従事し給食業務の流れ及び衛生管理についての基本を習得。
・平成〇年より献立、発注、日計表、食糧構成表を担当し、給食管理業務に従事。

平成〇年 副主任に任用
平成〇年 主任に任用
平成〇年 結婚にて退職

医療法人〇〇会〇〇病院入職(平成〇年〇月~平成〇年〇年〇月)

【業務内容】
・個別栄養指導を中心業務としながら、集団栄養指導の体制を整えた。
・栄養サポートチーム、嚥下チームを立ち上げ委員長を務めた。
・病態専門栄養士の資格取得後は各種マニュアルの整備、患者会の企画運営にも従事。
・後輩栄養士の教育、学外実習生受け入れ時の指導等、指導業務に従事。

平成〇年 栄養係長に任用
平成〇年 姑の介護の為退職

<表彰> 平成〇年 日本〇〇学会〇〇賞受賞
論文 別添

<活かせる能力>
★委託契約、計数管理
給食委託会社にて就業時、計数管理業務に従事していたこと、委託契約の場への立ち会いを許されてていたことから、決まった予算内での計数管理、給食委託契約についての理解があります。

★指導業務
集団栄養指導を行う機会が多く、人前で話をすることや指導媒体作りには慣れています。また、調理実習での調理指導も得意です(平成〇年〇〇株式会社主催社内料理コンクールにて金賞受賞)。

★アレルギー対策
日本アレルギー学会に所属しており、アレルギーに関する知識の習得に努めていました(平成〇年日本アレルギー学会にて発表 抄録別添)。

以上

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