管理栄養士、栄養士志望動機の書き方 未経験と転職する際は違う

管理栄養士の烏丸さゆりです。

このコンテンツでは下記の方に向けてお届けします。

  • 新卒で就職活動している管理栄養士、栄養士
  • 転職で就職活動をしている管理栄養士、栄養士

対象の方は続きをお読みください。

エリアから求人を探す

管理栄養士、栄養士で就職活動や転職活動をしている際に悩んでしまう志望動機。

  • 「経営理念は入れて書いたほうが良いの?」
  • 「病院のホームページに情報が少ないから何を書いたらよいのか困ってしまう」
  • 「これで良いか添削してほしい」

こんな風に感じている人も少なくありません。

ここでは

目次

これらを解説します。

職域ごとの管理栄養士、栄養士の志望動機の書き方の考え方

面接官、人事担当者等採用者側が履歴書の志望動機を見るのは、

  • 組織にとって必要とする人材であるか?
  • どのような人材なのか?

ということを見極める為でもあります。

当然、採用者が

  • 「この栄養士ならこの職場にぴったりだ」
  • 「是非うちに欲しい」

と思わせる志望動機を書いたほうが心証は良くなります。

ではどんな書き方をするのが望ましいのか?
例えば、特別養護老人ホームの栄養士の募集だったとして

「私は臨床栄養学や栄養指導論を得意としております。栄養士として高齢者の栄養管理や栄養相談を行い、しっかり利用者をケアしていきたいと考え、貴施設に貢献していきたいと思い志望しました」

などといった志望動機ではどうでしょうか?

特別養護老人ホームというのは、寝たきり状態などで、常時介護を必要とする要介護者に対して、食事や排泄や入浴などの介護サービスを提供する「生活の場」です。

介護度の高い入所者の多くは特別養護老人ホームで残りの余生を過ごすことになり、いわば「終の棲家」的な空間なのです。

そういう施設にとって栄養管理や栄養相談というのは決して悪い訳ではありませんが、少し志望動機としてはずれているということになります。
むしろ

「終の棲家」として地域でも評判の貴施設で、利用者さんにとって懐かしいおふくろの味を提供し、喜んでもらえるような食事作りを行っていきたいと思いました。私は現在一人暮らしをしていますが、母の作ってくれた「温かいおふくろの味」は今でも懐かしく、大好きです。利用者さんにとっての「おふくろの味」を再現できるような栄養士になりたいと考え、志望しました」

としたほうが文章としてはやや稚拙ではあるものの、施設側は「どんなおふくろの味を再現してくれるだろう」という期待から採用してみたいと思うのではないでしょうか。

その職場の特性や、必要としている人材がどのようなものかを理解しなくてはいけないということです。
その職域毎にアピールポイントは異なってくるのです。

未経験者と転職者とでは志望動機は異なる

管理栄養士、栄養士として未経験者や新卒栄養士と転職者では、期待されることや人事担当者からチェックされる箇所は異なります。

未経験者や新卒栄養士であれば、「情熱」「やる気」「素直さ」を求めます。

転職者であれば「過去の実績」「今後の期待」といったことがポイントになってくることが多いです。

例えば、保育園を希望する場合を例として挙げてみましょう。
未経験者や新卒栄養士であれば

「私は、子どもが大好きで子どもの食と健康に関わる仕事ができる貴園を希望します。学生時代から好き嫌いはなく、風邪をひいたこともほとんどなく、ずっと皆勤賞で健康には自信があります。また、どんなに辛くても部活も一日も休まずに参加し、全国大会まで出場することができました。そのようなことから、食事のことだけでなく、自身が培った強い精神力と、継続できる忍耐力も子供達に「食」を通じて伝えていきたいと考えています。子供達の将来の健康維持のみならず、強い心作りにも貢献できるよう努めて参ります。」

といったような志望動機で十分ですが、転職者の場合はこれだけでは新卒者と何も変わらず差をつけることになりません。

「私は今まで病院で勤めており、二次予防として栄養指導に尽力して参りました。しかしながら、永年の食習慣を変えることは難しく、幼少期からの一次予防の大切さを痛感していました。このような経験から、一次予防としての食育に携わりたいと考え希望しました」

など、過去に従事していた業務の経験から新しい職場で活かせることや、転職理由が納得できる志望動機を記載することが大切です。

未経験者や新卒者はそれ用の転職者は転職者なりの志望動機を記載しなくては薄っぺらいありきたりの志望動機になってしまいます。

未経験については管理栄養士、栄養士ブランク。未経験者の転職、就職ポイントをご覧ください。

志望動機の書く順序とポイント

志望動機を書くにあたって以下の順番(流れ)で書くと良いでしょう。

①その企業を希望したきっかけ、興味を持つに至ったきっかけ

  • 学外実習でお世話になった
  • 普段からそのメーカーの食品をよく利用している
  • 等々

②その企業について知っていること

  • ホームページなどで印象に残ったページ
  • OB会等での先輩社員の話し
  • 等々

③志望企業の共感できる部分

  • 社是に共感した
  • サークル活動を行っていることや同好会が存在することに感激した
  • 等々

④この企業でどんな仕事をしたいか

  • 子供のアレルギー対応マニュアルを整備したい
  • 食品メーカーなどでは、弱い部門を充実させていきたい
  • (自身が学生時代に行っていた研究が応募企業の手薄な部門に関する内容であれば尚良し)

例文:

私の父が糖尿病で、糖尿病関連のサイトを探している際に貴院のホームページを拝見しました。
貴院では、糖尿病患者会が存在していることをそこで知りました。 (①きっかけ:何でこの病院を知ったのかを記載します。嘘があってはいけません)

患者さんの糖尿病に関する教育啓蒙に向けた取り組みが活発で、特に院外でのイベントやレクリエーションを通しての低血糖予防の指導や、食事会での外食指導などを行っているという患者会活動のページがとても印象的でした。(②知っていること:記載することは十分に調べてから記載しましょう。より具体的に記載すると、しっかり調べていることや熟知していることが伝わります)

他の近隣の病院の栄養士業務とは異なり、院外での患者教育活動に携われるという点にとても魅力を感じました。 病院理念の「患者に添う」に感銘を受けました。(③共感できる部分:魅力を感じた点を素直に自分の言葉で書きます)

糖尿病患者始め、食事療法が必要な患者さんに対して一方的な「指導」では気持ちに添うことはできず、行動変容に繋がらないと思います。 今後、糖尿病療養指導士の資格も取得し、患者さんの生活や背景、気持ちに添った教育が行えるよう精一杯努力したいと考えています。(④決意:この病院だからこそやってみたい仕事を書きます。その職場にぴったりな人材と思わせる最後のまとめになります)

これだけは止めよう!NGの志望動機

NG例①前職場の悪い部分を挙げる

転職者に限りますが、

  • 「前の職場は人間関係が良くなかった」
  • 「経営者が理不尽だった」

といったことは忍耐力のなさや、攻撃的な性格と受け止められる可能性もあり、望ましくありません。

NG例②前職は向いていなかった

「前の職場の仕事は自分には合っていなかったけれど、この職場なら自分の求める栄養士業務であり向いていると思い希望しました」というのは「この仕事なら簡単そう」「楽そう」という印象を与える可能性もあります。

表現としてネガティブな言葉は使用を控えたほうが良いでしょう。

NG例③勉強していきたいというアピール

  • 「まだまだ勉強不足ですが、今後貴社よりしっかり学習していく所存です」

という言葉は一見謙虚で前向きな言葉ともとれますが、企業側としては「勉強は学校か家など、職場外でして欲しい」「甘い」と受け取られる可能性があります。

組織が求めるものは「即戦力」や「会社にとってプラスになる人材」や「役立つ人間」です。
当人の自己啓発に投資するほど企業は親切ではないのですから。

関連リンク

すぐに選考に進むわけではありませんので、
お気軽にお問合せください。

1.キャリアアドバイザーからのサポート。あなたの条件にできるだけあった企業の紹介。入社までサポート。2.給料面などを代わりに交渉。直接的に言いにくい給料面の事や福利厚生のことなどを担当者があなたに代わって交渉します。3.すべて無料。面接対策から給料の交渉まですべて無料でサポートいたします。

エリアから求人を探す

関連 記事
HOME
お役立 情報
エリア 検索
求人 検索
条件 検索

施設へのご応募、問い合わせはこちらから

希望の求人を見つけたいなら
(登録無料)
転職エージェントの印象は?『栄養士の事よく知ってもらってます!』


HOME
に戻る


ページ
TOP