栄養士、管理栄養士の仕事内容 保育園、福祉施設など 直営と委託会社1

このコンテンツでは下記の方が対象です。

  • 栄養士、管理栄養士の各施設の仕事内容を詳細に知りたい人

対象者の方は続きをお読みください。

栄養士でも色んな職種がありますね
マキコちゃんはどれくらいしたことあるの?
私は今の職場だけですね
続けることはいい事よ。もしキャリアアップしたり環境や状況が変わった場合にどんな職種があるかを知っていれば随分違ってくるからそのあたりを解説するわね

栄養士の仕事は職場によって異なります。ここでは

目次

これらを解説していきます。

栄養士の主な2つの仕事

栄養士は食に関するスペシャリストの資格です。仕事は主に大きく分けて2つです。給食管理と栄養指導です。

給食管理

給食管理とは学校や保育園、病院、社員食堂、老人ホームなどで提供する食事について献立作成や食材の仕入れ調理などの指導を行う仕事です。

栄養指導

栄養指導とは病院や保健所などで肥満や生活習慣病、糖尿病や高血圧症の人に対して治療や予防の為に献立の作成や調理法、食事記録のチェックを行い個別栄養指導を通して病気の改善へと導き正しい食事法を身に付けさせる仕事です。

栄養士はこの2つの仕事が主(職場によっては調理のみや発注のみ事務仕事のみという職場もあります)でそれぞれの職場によって微妙に行う仕事に違いがあります。以下で職場による栄養士の仕事を解説します。

栄養士の役割

栄養士の役割は食を通して健康の手助けをする事が大きな役割であり仕事です。

現代の日本は非常に食生活は大変恵まれています。食べたいものが食べられますし様々な食の情報も簡単に手に入ります。

しかしそんな豊かに感じる食生活とは裏腹に糖尿病や脳卒中、がん、生活習慣病の患者数は増加しています。

色んな原因がある中でやはり食生活は挙げられます。

ダイエットなどによる拒食症や過食症も現在病といえるでしょう。そんな状況の中で栄養士の役割は正しい食の知識を提供し正していくことは非常に大きな役割でしょう。

そんな栄養士の役割を基本とし職場毎で目的に合った仕事を行っていきます。下記では職場ごとの仕事の内容を解説します。

職場による栄養士の主な仕事や待遇(労働時間や給料や雇用形態など)

学校の栄養士

学校の栄養士は栄養士の免許か管理栄養士の免許と栄養教諭普通免許状が必要になります。栄養教諭には専修、一種と二種免許があります。

簡単に言えば、管理栄養士養成施設の課程修了となり、栄養士免許が取得できます。在学中に栄養教諭免許状取得に必要な単位を修得すると、「一種免許状」が取得できます。

  • 大学を卒業し管理栄養士免許を取得している
  • 管理栄養士養成施設の課程を修了し栄養士免許を取得している

方で、大学院の食物栄養学専攻博士前期課程に入学し、栄養教諭免許状取得に必要な単位を修得した上で修了する(修士の学位を得る)と、管理栄養士免許を取得していれば「専修免許状」が取得できます。

栄養士養成施設の課程修了となり、栄養士免許が取得できます。在学中に栄養教諭免許状取得に必要な単位を修得すると、「二種免許状」が取得できます。

主な職務としては、食に関する指導と給食管理を一体のものとして行うことにより、地場産物を活用して給食と食に関する指導を実施するなど、教育上の高い相乗効果がもたらされます。

(文部科学省のHPより「栄養教諭制度の概要」2015年6月8日現在)

例えば、肥満の児童生徒に対する個別指導を行い、集団的な食に関する指導を行うなど学校の児童生徒に食育や指導を行っています。

小学校では給食がありますので、学校の給食管理全般(栄養管理、衛生管理、検食など)を行っています。

給与ですが、一般に教育職給料の教諭に準じますので、安定していると言えます。

公立、私立によっても給与の違いはありますが、管理栄養士、栄養士の免許で働いている方より安定しています。雇用形態は常勤が多いと思いますが、栄養教諭を小学校や中学校等に配置するのは、必置ではないことから非常勤の場合もあります。

地方公務員の場合は実働8時間で就業開始時間は働く場所により異なります。栄養教諭は基本的に対象者が児童生徒ですから、子どもが好きでないと勤まりません。

介護施設の栄養士

仕事内容と必要な資質

老人保健施設や特別養護老人ホーム等(以下介護施設と言う)に勤める栄養士は管理栄養士の免許が必要です。栄養ケアマネジメントを行うには常勤の管理栄養士が必要になります。

介護施設では、高齢な方が対象となりますので、当然高齢者のことを大切に出来る人が職場として向いています。

長期間に入所する方が多いので、食事を楽しみにされている入所者も多いでしょう。

ここで働く管理栄養士は、献立作成や調理をすることが好きな方に向いている職種と言えます。旬の食材を使って季節感を感じて頂き、行事食や誕生日食など「食」を大切にできる方が向いている職場です。

また、入所者が高齢と言うことで、食形態を考慮した献立作成ができる管理栄養士が望まれると思います。

入所者とお話しする機会も多いのでコミュニケーション能力の高い方が良いと思います。

雇用形態と給料

雇用形態は常勤であり、ひとり職場が多いと言えます。給与は初任給20~30万程度で、施設により賞与の額が違うと考えて下さい。常勤なので安定した職場と言えます。

福祉施設で実際働いた人の本音は介護施設(特別養護老人ホーム)で働いた栄養士の本音をご覧ください。

給食会社の栄養士

仕事内容と資質

給食会社の栄養士は栄養士と管理栄養士どちらでも働ける職場と言えます。その中で給食管理ができる栄養士が望まれると思います。給食管理は

  • 献立作成
  • 発注
  • 納品
  • 残食
  • 在庫食品の管理

など多岐に亘ります。また、衛生面も理解していることが必須条件となります。

調理職員(調理師含む)が不足した場合は、調理、盛り付け、洗浄など厨房業務もできなければ勤まりません。

  • 人事管理
  • 食材費の管理
  • 衛生管理

何よりも体力に自信がなければ務まりません。その理由の1つとして、労働条件は勤める給食会社により違いますが、離職率の高い職場なので人員不足のため残業が多い職場と考えられます。これは、拘束される時間が長いと言えます。

雇用形態と給料

常勤、非常勤でも働くことができる職場であることは、自分の生活リズムで働けるという部分は、利点と言えます。

給与の面は常勤であっても他の栄養士や管理栄養士の職場より低い場合もあり、賞与が少ない場合(寸志程度)がありますので確認することをお勧めします。

栄養士や管理栄養士の免許を持っているが、一度もこの免許を利用して働いたことがない方に向いている職場と言えます。

給食会社で働いた人の声は委託給食施設で働いた栄養士の本音をご覧ください。

保育園、幼稚園の栄養士

仕事内容と資質

保育園、幼稚園の栄養士は栄養士の免許で大丈夫勤める事は可能です。保育園は0~5歳が対象、幼稚園は3~5歳が対象ということから、乳児、幼児のことが大切に思える方が向いている職場です。

現在、子どもの約3割に何らかのアレルギーがあるというデータもあります。そのため、給食を作成する時には細心の注意を払う必要があります。乳児、幼児では、個々においてアレルギーの状態の違いがあり、個別対応が必要となります。

また、保護者への食事のアドバイスも重要な役割であり、情報を共有しておくことが重要となります。そのため、給食やおやつにおいては、個別対応食も多く作られることから、食材の知識は豊富な方に向いています。

また、調理技術も重要なポイントです。細かく食材を見極めていかなければならない職場なので、整理整頓ができ、豊富な知識を持った栄養士が向いていると思います。

昔と今では、アレルギー食に関してもかなり考え方が違いますので、IT(情報)が得意な方に向いています。

管理栄養士の仕事を知りたい方は管理栄養士として保育園で働く 採用の倍率、採用されやすい志望動機をご覧ください。

保育園の求人の詳細は管理栄養士の保育園の求人をご覧ください。

雇用形態と給料

雇用形態は常勤、非常勤どちらもあります。栄養士の免許で大丈夫なので、管理栄養士だからといって、職務手当が上がるのか?というのは疑問です。

給与形態もベースは栄養士なので、病院や介護施設よりも安いと言えます。労働時間は8時間労働の場合が多く見られます。

保育園で働いた人の本音は保育園で働いていた栄養士の本音をご覧ください。

公務員(保健所)の栄養士

仕事内容と資質

地方公務員なので給与は安定しています。また、福利厚生もしっかりしていますので、働きやすい職場です。

保健所の栄養士の仕事は、地域の住民から受ける栄養相談だけでなく、所管地域の中で集団給食を行っている施設への巡回など地域に根ざした活動を行っています。

保健所と保健センターの栄養士の役割は違います。地域住民への講習会、 集団検診での栄養指導などを行います。

保健センターでは、母親学級や集団検診での離乳食指導、高齢者の健康相談など幅広い地域住民の栄養指導などが主な仕事で豊富な知識が求められます。

自治体により試験の方法は異なりますが、公務員の試験を受験しなければなれません。ここで、合格しないと公務員にはなれませんので、一般教養が必要になる自治体もあります。

現在は、管理栄養士を主に求められていることが多い職場ですので、栄養に関する知識と一般教養の両輪で勉強することをお勧めします。

保健所で働いた人の声は保健センターで働いた栄養士の本音をご覧ください。

病院の栄養士

仕事内容と資質

病院の栄養士の役割は

  • 給食管理
  • 栄養管理
  • 衛生管理

の3つが理解できている方に向いている職場です。特に臨床栄養学、解剖生理学そして病理学が学生の頃好きだった方が働きやすいのが病院です。

しかし、患者さんは「人」ですから、病気だけでなく人間力が必要になる職場と言えます。患者さんは何らかの病気や怪我で入院されていることから、言葉も優しさが求められるのではないでしょうか?

栄養管理

栄養管理の1つとして、NST(栄養サポートチーム)の一員として活躍している管理栄養士も多くいます。

この場合、臨床栄養学の知識だけでは不十分で、患者さんに使用されている薬剤の栄養素、副作用など多岐に亘る知識が必要になります。

また、患者さんに説明する場合にも簡単に解りやすく説明しなければいけないことから、コミュニケーション能力も必要となります。  

雇用形態と給料

待遇は常勤の場合が多いと思います。給与は勤める病院により大きく違います。福利厚生は充実している場合が多いので、働きやすい職場と言えます。また、スキルアップしていきやすい職場でもあります。

その理由は、多職種(医師、看護師、理学療法士、薬剤師など)の方と一緒に仕事をすることができますので、自分の知識の向上は必須になるからです。

栄養食事指導などの栄養管理も管理栄養士の仕事になります。年齢、性別、疾患の違い、患者さんの生活背景や性格などの情報収集能力は必須かもしれません。
管理栄養士の病院での仕事を知りたい方は管理栄養士として病院で働く 具体的な業務は?NSTって?条件や待遇は?をご覧ください。

病院の求人の詳細は 管理栄養士の病院の求人 をご覧ください。

スポーツ栄養士

仕事内容と資質

非常勤の管理栄養士で公認のスポーツ栄養士を持っておられる方が多いと思います。

例えば、大学で教員をしながら、スポーツチームの栄養管理や身体計測を定期的に行っている場合も多くみられます。外国では、有名なスポーツ選手には、管理栄養士のサポートがあると言われる程メジャーな職場です。

わが国でも公認のスポーツ栄養士の方々の実績が評価され、徐々に門戸が広がりつつある職場となってきています。スポーツ選手のオン、オフの時の食事管理(身体計測など客観的な指標を見据えて)など主な仕事にされています。

東京オリンピックに向けて、需要が高まる職種と言えます。ただ、食事管理もするには、献立作成、栄養価計算はできないといけないということになります。

また、自分の立案した献立を調理することも求められる場合もありますので、調理技術も必要になる職場です。管理栄養士になって直ぐに公認スポーツ栄養士になれませんので、他の職場で経験を積んでから挑戦して頂くと良いと思います。

雇用形態と給料

雇用形態は契約制で1年ごとが多いと聞きます。結果が出なければ、来年度は契約の更新ができませんので、プレゼンテーション能力が高い栄養士に向いているのかと思います。

給与はスポーツチームなどの契約などが多いので、交渉を丁寧にすることが重要となります。

スポーツ栄養士の詳細はスポーツ管理栄養士として働く。なり方や需要 必要な資格をご覧ください。

自衛隊の栄養士

仕事内容と資質

自衛隊では3食完全給食が実施されています。隊員の年齢も幅があり、好みも違うことがありますから、美味しい献立・栄養満点の食事が求められます。1食に使用できる金額(120円前後)が決められていますので、食材の値動きに敏感である管理栄養士が向いていると思います。

自衛隊の隊員は3,200キロカロリーが必要であり、1食1000kcal以上で120円前後と考えるとかなりテクニックが必要になることはご理解いただけると思います。

献立の立案もそうですが、隊員への健康の気配りができ、大量の調理をすることになりますので、衛生面も理解している方が向いている職場です。

防衛省の管理栄養士は、国家公務員(特別職)の身分を有し自衛隊や防衛大学校、防衛医科大学校などの施設に勤務していますので、安定している職場と言えます。給与に関しては、国家公務員に準じられます。

フリーランスの栄養士

仕事内容と資質

フリーランス(freelance)とは、特定の企業や団体・組織に属さずに自らの才覚や技能を提供することなので、フリーランスの栄養士は、非常勤ということになります。1時間で契約する場合もあるでしょうし、年間契約をすることもあります。

また、ボランティアで参加することもあります。例えば、クリニックなどで生活習慣病の患者さんの栄養食事指導をしている管理栄養士もフリーランスの場合が多いです。

テレビに出演されている管理栄養士もフリーランスの場合が多いです。契約金となりますので、プレゼンテーションができる方に向いていると考えられます。

転職を考えている人は 管理栄養士・栄養士・調理師の求人転職サイト 募集採用の求人プロ をご覧ください。

栄養士も調理をするの?

給食施設などで栄養士と調理師が一緒に働く事は多々あります。その中で栄養士も調理を仕事の1つそして行っていく場合もあります。

しかしそれはあくまでも栄養士の仕事の内の1つです。

栄養士の仕事は冒頭にもお伝えしたように栄養知識を用いて栄養・食事計画や献立作成です。

調理師の仕事は調理する事が仕事となります。

栄養士は調理師の変わりの仕事は出来ますが、調理師は栄養士の仕事は出来ません。ここが1番の大きな違いです。

調理師と栄養士の違いについては栄養士と調理師 違いや両方取れる専門学校 立場は?仲悪い?求人の多さをご覧ください。

やりがいや辛い事

栄養士のやりがいは学校給食などで生徒に

「給食のおばちゃんおいしかったよ」
「あのメニュー良かったよ」

と言われることはやりがいの1つです。

逆に辛い事は保育園の栄養士であれば調理師と栄養士2人で100人以上の分を調理する場合もあります。

栄養士の仕事はもちろん調理するだけではなく献立作成や事務処理なども仕事の1つです。調理に押され他の仕事が残ってしまったりする場合は辛い時の1つかもしれません。

しかしどんな仕事もメリットとデメリットはあります。大事な事はバランスです。

やりがいなどを知りたい人は管理栄養士、栄養士の本音 やりがいを感じる時、感じない時をご覧ください。

キャリアアップをする為には?

どの職場で働いているのかにも違いがありますが、例えば病院でしたら、栄養サポートチームの一員として働く場合、NST専門療法士(日本静脈経腸学会)の認定書が必要になります。

また、糖尿病療養指導士(糖尿病学会)など自分の職業に必要な認定書は持っていた方が有利となります。病院の栄養食事指導全般では、病態栄養専門師などキャリアアップする方法は多岐に亘ります。

また、自分が研究した内容を学会に発表するなど専門知識を広めていくことも1つの方法と言えます。論文や著書を書かれることも同じと言えます。自分がどのような管理栄養士になりたいのか?を考えてキャリアアップすることをお勧めします。

すぐに選考に進むわけではありませんので、
お気軽にお問合せください。

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