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栄養教育論の過去問解説と出題のポイントや
勉強法ガイドライン変更点



ここでは栄養教育論の勉強で大事な事を伝えるわね。

結構私苦手だから頼みます!

出来るだけ詳しく解説するわね。

ここでは栄養教育論のー

ーこれらを解説します。

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栄養教育論の出題傾向と4つの重要事項。

栄養教育論では、細かく深い知識が問われており、最近の出題傾向は理論的基礎からはー

  • 行動変容技法と概念。
  • 栄養カウンセリング。
  • 組織づくり・地域づくりへの展開。

栄養教育マネジメントからはー

  • 栄養教育の目標設定。
  • 栄養教育プログラムの作成。
  • 栄養教育の評価。

がそれぞれ毎年1~2問出題されています。

栄養教育論にける4つの重要事項

ここでは学習形態、行動変容技法、評価、学習目標について学習のポイントを解説します。

学習形態の重要な語句。
フォーラム

公開討論会ともいい、ある話題の説明の後に質疑応答など討論を行う。 レクチャーフォーラム(講演式)、ディベートフォーラム(肯定と否定に分かれて討論)、 フィルムフォーラム(映像を使用)などがある。 一斉学習 である。

シンポジウム

あるテーマについて、司会者の進行のもとで立場の異なる専門家(シンポジスト)が順に講演を行った後、 学習者との質疑応答を行う。 立場の違った専門家から意見を聞くことで広い知識を得て考える機会となる。 一斉学習 である。

パネルディスカッション

あるテーマについて、司会者の進行のもとで立場の異なる人がパネリストとなり順に意見を述べる。 パネリストは必ずしも専門家とは限らず、学習者から選ばれる場合もある。 その後パネリスト間の意見交換を行い、学習者との質疑応答が進められる。 パネリスト間の意見交換に重点が置かれている。 一斉学習 である。

ブレインストーミング

あるテーマについて、グループでさまざまなアイデアや意見を出す活動。 アイデアや意見を出すときに重要な点は質より量であり、 できるだけ多くの意見を出す。 グループ学習 である。

ロールプレイング

役割演技法ともいい、テーマに合わせた状況を設定し、役(ロール)を演じる(プレイング)体験学習の一つである。 問題解決に必要な能力やスキルを習得したり、効果的な対処法を理解したり検討したりする活動。 グループ学習である。

行動変容技法に関する勉強法。

目標設定

学習者が目指すものを教育者とともに決めることである。行動をどのように変えていくか、 行動変容を積み重ねることでどのような自分になるのか、など具体的に決める。 目標設定をすることによって実行に向けての動機が高まりやすくなる。

セルフモニタリング

目標設定を行ったら、目標達成状況をチェックする。自分で自分の行動を観察記録し、 一定の時期に振り返って評価することが行動変容を続けるために有効である。

刺激統制法

問題となる行動の頻度を減らすことや、望ましい行動の頻度を増すための対処法である。 行動はある刺激(きっかけ)によって起こる。 問題となる行動に対してはそのきっかけを取り除くとその行動は長く続かず、 望ましい行動に対してはよい刺激を意識的に与えるとその行動は繰り返される。 行動のきっかけとなる刺激をコントロールするという考え方である。

反応妨害・拮抗(習慣拮抗法)

「反応妨害法」「習慣拮抗法」をまとめて「反応妨害・拮抗」と出題されていることが多い。

反応妨害法は、ある行動をしたいという欲求(反応)があっても、その行動をしないで済ませる(妨害)方法である。 代表例としては、食べたいという欲求をとりあえずは我慢する、ことである。

習慣拮抗法は、 ある行動をしたいという欲求があったとき、その行動を妨げるような行動をとるように自分に強制し、 欲求した行動を別の行動に変えることである。

代表例としては、食べたいという欲求が起こったら、歯を磨く、散歩する、などである。

オペラント強化法

スキナーの実験により導かれた、古典的学習理論の一つであるオペラント学習理論からきた技法である。 ある行動が起こった時に、すぐに強化を随伴させるとその行動はその後も繰り返し行われる。

目標となる行動を行ったときに、すぐにほめるなどの正の強化を随伴させることで、 その後も繰り返し行おうと考えるものである。

頻度を減らしたい行動を行ったときは、すぐに罰を提示するなど負の強化を随伴させることで、 その行動が減少していくことをねらう。

認知再構成法

普段の自分の認知(考え方や物事の受け止め方)のくせを再構成(修正)しようとする方法である。

例えば、失敗したときに「私はいつもダメなんだ」と落ち込んだり、 「~せねばならないのに」ということにとらわれたりするような後ろ向きな考えから、 自分を客観的にとらえ直して「大切なのはこれからどう行動するかだ」とプラス思考に修正する、 というような方法である。 考え方を転換する、 と覚えるとよい。

社会技術訓練(ソーシャルスキルトレーニング)

日常に生じる困難な状況を解決するための社会的スキルを訓練(トレーニング)することである。

主にコミュニケーションによって円滑な対人関係を形成することを重視して、 自分の主張をうまく表現して伝えることを訓練する。例えば、減量中に、 親しい人から高エネルギーのお菓子を勧められたりした際に上手に断るコミュニケーションスキルを訓練する、 などがある。

経過評価・影響評価・結果評価、経済評価のポイント

評価

栄養教育マネジメントでは、 「アセスメント→計画→実施→評価→フィードバック」という流れで進めていくが、 評価は実施後にだけ行うのではなく、マネジメントのすべての段階で行われる。

評価をフィードバックし、よりよい栄養教育プログラムを提供していくことは大切なプロセスである。

  • アセスメント・計画の段階で行う評価を企画評価という。
  • 実施の段階で行う評価を経過評価。
  • 実施後早い段階で行われる評価を影響評価。
  • 実施後中・長期に渡って総括的に行われる評価を結果評価という。
  • 費用面での評価については経済評価が行われる。
企画評価

栄養アセスメントにおいて実態把握を行う際、適切に分析されて抽出された問題行動であるか、 計画段階においては、その問題行動を克服できるような目標設定、学習内容であるか、 教育実施者の訓練などは適切か、といった 教育計画そのものを評価することである。

教育内容や方法が決定されれば、どの段階でなにを評価するかという計画も盛り込む必要がある。

経過評価

計画で立てたプログラムがどのように実施されているかを把握し、 課題や改善点を明らかにするために行う評価である。 教育実施に関する評価と、学習者の習得状況に関する評価に分けられる。

実施状況を記録し、教育が計画通りに行われているかをチェックする。 例えば、教育内容が多く、予定通りに終わらないといったことも生じる。

そのようなことがないようにプログラムを修正していくのにこの評価が役立つ。 また、実施中の学習者の様子や、実施直後の理解度などを評価し、 プログラムの改善に生かすことも大切である。

影響評価

教育実施により、比較的短期間に生じる効果を測定することを目的とした評価である。

その教育内容を学習することにより健康状況に影響を及ぼす行動変容などを評価する。 例えば、朝食を欠食しがちな人が毎日朝食を食べるようになった、というような行動面を評価する。

(適切に評価するためには、明確な目標設定が欠かせない。計画段階の目標設定では、 評価しやすい、測定できる目標を立てるとよい。)

結果評価

教育実施後、 中・長期的に生じると考えられる効果を測定する。 学習者の健康面や、社会的な改善(利益が生じるなど)を評価の対象とする。

例えば、学習者の健康面の場合、生化学的検査や体重減少、骨密度の改善などである。 社会的な改善では、医療費の低下などが挙げられる。

(中・長期的になると教育以外のさまざまな要因が影響するため、教育効果を適切に評価することは困難となる。)

経済評価

教育効果と経済性を検証するための評価である。 医療費の増加という社会状況を背景にして、経済評価の必要性が高まっている。 教育実施で得られた効果と便益と効用を数値化して分析を行う。

「費用効果分析」とは教育実施で得た効果を金銭に換算して、かかった費用と比較する方法である。

例えば、1kgの減量を行う方法が2つ実施されたとすると、それに掛かった費用を算出して比較するとどちらが経済的に効果があるかが評価できる。

「費用便益分析」とは、教育実施で得た効果を金銭に換算して、かかった費用と比較する方法である。

例えば、教育実施で薬物療法が不必要になったことを金銭に換算すると、 使わなくなった治療薬代を算出することで評価する。その金額と教育実施に掛かった費用を比較する。

「費用効用分析」とは、教育実施の効果を、学習者の主観的な面も踏まえて評価する方法である。

教育の効果は、ただ単に健康状態が改善することや寿命が延伸することだけでなく、 本人のQOLの向上にも目を向ける必要がある。 それを考慮した指標としてQALY(s)(質的調整生存年)を用いることが多い。 1QALY改善するのに掛かる費用の比較を行って評価する。

計画(目標設定) 学習目標・行動目標・環境目標・結果目標

目標設定

目標設定をする際、まず教育プログラムの最終的な目標を掲げ、その基盤となる行動を具体的に設定し、 その行動を促すために身に付けるべき知識・態度・スキルを設定する。その最終的な目標を 結果目標 という。

また、設定する行動を掲げ、 行動目標 とし、その行動の達成のために必要な知識・態度・スキルを掲げ、 学習目標 とする。

加えて、その行動が実践されやすい環境を整備する必要がある。それを掲げ、 環境目標 とする。

学習目標

学習者が知識・態度・スキルを得るための目標である。教育実施によって直接得られる目標で、 行動変容につなげるために必要である。

行動目標

最終的な目標(結果目標)を達成するために必要な目標で、 主に食生活の改善などの行動面での目標である。 短期的に達成でき、具体的な目標を立てる。

環境目標

対象者を取り巻く環境(家庭や職場、地域社会など)に関する目標である。 行動目標が実行しやすい環境の整備を目標とする。

結果目標

教育実施により、最終的に達成したい目標である。 健康改善やQOLの向上に関する目標とする。

栄養教育論の分野の最重要箇所と勉強法。

行動科学の理論と行動変容技法は頻出問題です。

行動科学理論・行動変容技法の代表的なものは内容を理解するだけでは不十分になっています。

最近では、ある状況設定が出題され、 それはどの理論のどんな概念を指しているかを判断する問題が増えています。 より実践的な問題へとシフトしてきていると言えます。

栄養教育マネジメントはー

  • アセスメント法。
  • 目標設定。
  • プログラム作成。
  • 実施。
  • 評価。

と順序だてて勉強した方が理解しやすくなります。

勉強法

栄養教育論は、文章の意味を理解して解くのに時間がかかる場合が多い。 考え込んでしまいそうな問題は、とりあえずの答えを出しておき、 最後まで解答して残りの時間でじっくりと考えるのも一方法です。

言葉の使い方(言い回し)によるひっかけもあちこちに見られ、 うっかりすると誤った答えを導いてしまう可能性もあります。 まずは文章をよく読むことをお勧めします。

専門用語(行動科学理論など)の意味を覚えられず曖昧な記憶の人でも、 用語の漢字の意味などから内容を想像して比較的簡単に答えが見えてくることもあります。

問題を見て出てきた用語の意味を忘れてしまったといってあきらめてしまわず、漢字から意味を想像してみましょう。

案外正解を導くことができる場合が多いと思います。もちろん、 その後時間のあるときに確認すると知識が手帰着します。

「応用栄養学」「公衆栄養学」で出てくる栄養アセスメントやプログラム作成は、 「栄養教育論」でも似た項目・内容で出題されることが多いので、 平行して学習すると良いでしょう。

捨てても良いかもわからない分野苦手な人へ。

ライフステージ別栄養教育の分野の出題数は減ってきています。 応用栄養学で十分学習しておけば、正しい回答を導き出すことも出来ます。

「食事バランスガイド」は以前よく出題されましたが、最近は公衆栄養学で出題されることになっています。

栄養教育論が苦手な人は「応用栄養学」と「公衆栄養学」で出てくる指針やその項目を学習しておけば、 割合に得点は可能です。

過去問 もよく似た内容で出題されていますので、 問題数をこなしていけば容易に正解を導きだせるでしょう。

少し長いけど必要な箇所だけ読んで何度も見直せるはずよ。

重要な箇所や、やり方が少し明確になったから言われたところをまずは始めてみるね。

そうね。

関連リンク

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