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サルコペニアはどのような人がなりやすいのか?糖尿病との関係

サルコペニアはどのような人がなりやすいいんですか?

簡単に言えば骨格筋量や力が減少する症候群です。

骨格筋量が減っているというのは、筋肉量が減っているということになります。

運動をする習慣がない人や有害なダイエット経験者は「サルコペニア」になりやすいと言えます。

その理由としては、運動なしでダイエットを行うと体重はおちますが、体脂肪量は殆ど減らず、筋肉を落ちて体重が落ちます。このようなことを続けていると見た目は痩せていても、体脂肪率が高い体になります。

いわゆる「隠れ肥満」の状態になります。また、筋肉を落としてダイエットをすると代謝が悪くなり、やせた体重が元に戻るリバウンドをしてしまい肥満になります。

食事療法だけでは、体重は確かに落ちますが、脂肪は減っていないので元の生活に戻ると、筋肉はダイエットで少なくなったまま、脂肪が増えた状態になっています。

あと、筋肉の量は20才代をピークに年約1%ずつ減少していきますので、若年者よりも高齢者に多く見られる症候群と言えます。

利根中央病院

糖尿病とサルコペニアの関係について

まず、筋肉は、身体の運動を行うのみならず、実は、体の「糖代謝」の大半を占める臓器です。

筋肉が減ることにより、インスリン感受性の悪化が起き、糖尿病のリスクになります。

その理由は、食事に伴って血糖が上昇すると、インスリンが分泌され、肝臓に取り込まれます。

肝臓からブドウ糖があふれたら、高血糖にならないように、さらに、インスリンが分泌され、筋肉細胞と脂肪細胞にブドウ糖を取り込みます。

筋肉を動かさなければ筋肉には入らず脂肪細胞へ行きます。脂肪細胞も一杯だと、血中にあふれ出ます。

さらにインスリンの分泌を促進され、高インスリン血症となります。ブドウ糖を筋肉や脂肪細胞で取り込め切れずに高血糖になると、

  • 「糖毒性」を起こし、さらにインスリン作用を低下させることになります。

筋肉量を維持して、ブドウ糖(グリコーゲンとして)を筋肉に蓄えておくと血糖値が安定します。

すなわち、サルコペニアになると高血糖になりやすいと言うことです。

ブドウ糖の取り込みとインスリン分泌の関係 模式図
(2015年1月12日現在)

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